シミ黒ずみ対策に効果的なパラネージュですが、
黒ずみに対してだけじゃなくハリや弾力UPにも効果的とされています。
ですがなぜそこまで効果的なのか、実はそもそもシミ対策をすることで肌の弾力とハリが増す事がわかっています。
今回はそのことについて詳しくまとめるとともに、パラネージュをより効果的に使用するには何をするとよいのかも検証していきたいと思います!
 

シミに関係した細胞が肌の弾力やハリを守る

美肌という言葉がよく使われていますが、そもそも美肌=若い肌ではなく、美肌=健康な肌ということになります。
シワやシミもなく、弾力があってハリもある。40代や50代でそんな肌の状態を保っていれば、美肌を手に入れていることになります。
しかし、肌の細胞は老化が始まっているため、20代のような弾力やハリをキープするのは難しい。それが、結果としてシミやシワができることにつながります。
こんなお話をすると、「弾力やハリを維持するには、肌の奥にあるコラーゲンやヒアルロン酸の働きが大切ですよね」とよくいわれます。
確かに肌を、表面のガーゼ、その下のハンカチ、さらに下にあるスポンジとイメージするならば、コラーゲンやヒアルロン酸は、スポンジの部分にたくさんあって、肌の弾力やハリを支えています。
ただし、もうひとつ忘れてはならない細胞があります。それは「色素細胞」です。
色素細胞は名前通り、シミの原因となるメラニン色素を作ることに関わる細胞です。
シミを気にしている方からは「そんな細胞お肌をきれいに保つには必要なさそうな細胞ですが!?」と思われそうですが、実はとても大切な働きをしていま。ではその「色素細胞」はどのような働きをして、たくさんあると肌にどんな影響があるのか!?を次のページで説明していきます!

実は重要だった!?色素細胞の働きとは??

色素細胞は、「色素細胞」と名前がついているように、シミの原因となるメラニン色素を作ることに関わる細胞です。
シミが気になる女性にとっては、まさに敵のボスともいうべき存在です。しかし、健康な肌にとって色素細胞は欠かせません。
色素細胞は、スポンジとハンカチの間のつなぎ日に存在しています。スポンジの部分は「真皮」といい、上の部分が波打つような形状になっていて、ハンカチの部分の「表皮」と密着しています。
波打っているのは、肌が引っ張られてもまた元に戻るように、アコーディオンの蛇腹のような役割を果たしているからです。
この蛇腹のような部分を専門用語では「真皮乳頭」といいます。
真皮乳頭があるおかげで、肌は指で押してもすぐに元に戻るような弾力をキープしています。
指先で肌をつかんで離しても、すぐに肌は元の状態に戻ります。これも、真皮乳頭の蛇腹のような形状のおかげなのです。
この蛇腹を維持するために、欠かせないのが色素細胞です。真皮乳頭の上に色素細胞が鎖のようにたくさん連なって、蛇腹になるようにスポンジを支えているのです。

色素細胞がなくなるとどうなるの??

色素細胞がなくなると蛇腹は維持できなくなります。すると、弾力やハリは失われてのっペりとした肌の状態になっています。スポンジの部分だけでなく、ハンカチの部分も破壊されて、お肌は崩れてしまうのです。
そんな色素細胞とお肌の崩壊は、認知症の患者さんでよく見かけられます。なぜならば、色素細胞は神経の一種であり、脳の神経細胞がダメージを受ける認知症の患者さんでは、色素細胞も破壊されてしまうからです。
ここで少し色素細胞と関係のある神経のお話を少しさせてください。
神経といえば、脳の神経細胞から脊髄へとつながって、そこから全身へと結ぶネットワークが構築されています。脳が巨大都市とすれば脊髄は幹線道路です。
大きな道路から側道がつながっているように、神経は臓器や肌などに向かって張り巡らされています。
道路を走る車のように、神経には「神経伝達物質」による指令が走り、その指令によって電流のようなものが流されることで神経は働く仕組みになっています。
たとえば、手が熱い鍋に触れたときには、熱いと感じると同時に手は鍋から瞬時に離れます。頭で「熱いから手を離す」と考える前に手は熱い鍋から離れ、頭では「熱かった」と過去形で思うはずです。
「手を離す」と考えてから行動しては、その間に、手は熱い鍋で火傷をしてしまいます。そのため、「熱い」と感じる指令は、側道から幹線道路に入るまでにすでに「手を引っ込める」という情報を神経に流しているのです。幹線道路の終着点にある脳にその情報が届くのは、「手を引っ込める」伝令が流された後になります。
このように、脳で考えて指令を送るというよりも、脊髄や末梢神経で瞬時に反応できる仕組みを神経組織は持っているのです。
神経の一種である色素細胞も、紫外線を強く浴びたときには、肌を防御すべく自然にメラニン色素を作るように設計されています。その都度、脳で考えなくても色素細胞が反応しているのです。
そして、脳で「シミを作りたくない。メラニン色素を増やさないで」と考えても、末端の神経系で行われている反応はコントロールできません。
ところが、脳に行った出来事が、色素細胞に影響を及ぼすことがあるのです。
それは、認知症の患者さんで良く見られる「じょくそう」という肌の病気で、床ずれによって肌の組織が壊死するのが特徴です。
認知症の忠者さんは、アルツハイマー病や脳血管障害などによって脳の神経細胞が極端に少なくなり、進行すると寝たきりの状態にもなります。ご自身で寝返りも打てなくなるため、床ずれを生じやすいのですが、そこに色素細胞が関与しているのです。
赤ちゃんは、寝返りを打てなくてもじょくそうを起こすことはありません。ところが認知症の方は、脳の神経細胞が少なくなった影響を同じ神経系の色素細胞も受けるのです。
脳の神経細胞が壊れると、全身への神経ネットワークも崩れて行きます。大都市からの指令が高速道路を通って上手く側道に流れない。
本来はあるはずの指令がないため、高速道路は荒れ果て、側道も役に立たなくなる。そんな状態で肌という末端にある神経系の一種の色素細胞の機能も低下していくのです。
色素細胞は、真皮乳頭の上に敷き詰められて、肌の弾力やハリを維持する上でも重要な役割を果たしています。その色素細胞の機能が認知症で破壊されてしまうと、肌の弾力やハリが失われて外部の圧力に耐えられなくなるのです。
みなさんは、真夏に畳の上でお昼寝をした経験はありませんか?
熟睡した後に目覚めて、顔や腕に畳の文様がついてしまったことはないでしょうか。
肌に残った畳のあとはしばらくすれば消えます。それは、寝たときに身体の重みが肌にかかっても、色素細胞によって維持された弾力とハリが支えとなっているからなのです。
しかし、色素細胞が破壊されていると弾力やハリも失われ、寝たときに肌が受ける身体の重みを支えることはできません。
肌の細胞は、圧迫されて死滅していきます。加えて人間の肌には、目に見えない細菌がたくさんいます。
肌の細胞が破壊されれば、当然のことながら、肌の表面のバリア機能も壊れて、細菌が肌の奥へと入り込み増殖して炎症を起こします。結果として肌は壊死してしまうのです。
じゅくそうでは、穴があいたように肌の組織が抜けます。これは、色素細胞を失ったことに他ならないのです。
このように、脳の神経細胞と色素細胞には間接的なつながりがあります。

予防策と注意点

色素細胞自体は、シミを作り出す敵のボスではありません。健康的な肌を維持するための強い味方であり、しっかり働いてもらうことこそが大切といえます。
そのために、色素細胞を敵視した化粧品はあまりよくありません。
色素細胞を「保護」するためには美白化粧品は役に立ちませんので、
「色素細胞を守る」ことにしっかりと注意を払っていただきながら肌の保湿や保護をしていった方が良いと言えるでしょう。

ですのでパラネージュのように肌の細胞を守りながらメラニンそのものの発生を防ぐ効果のあるものを使うことが「美肌」への近道になると思います♪